自分でも本当に偉いと思った。
がんばった、自分。

というわけでご褒美にご近所のカフェに来ました。長い改装期間を経て、ようやっとリオープンしたアイヒシュテットの老舗カフェ、パラダイス。タター!http://cafeparadeis.de/

13世紀からあるという、街で一番古い建物の一つで、市庁舎の左隣に位置しています。以前は落ち着いた高級感のある内装のなかで、民族衣装を着たウェイトレスが働くという、どっちかといえばご年配向きだった店だったのが、経営者が変わってメニューともども少し若返りました。んんー、でもなんかどこにでもある感じのフツーのカフェになってしまって、昔のちょっと鼻の高い感じが懐かしいかも。ケーキのルックスも今一つだったので、いわゆる「Kaiserschmarrn」を注文。

このホットケーキの生地をあえてきれいな円形にせず、フライパンでいり卵状態に仕上げてそれをプラムのコンポートをあえて食べるカイザーシュマルン。カイザーとはドイツ語で「皇帝」のことで、シュマルンは「あほ」とか「くだらん」といった意味。よく日本語で「うっそーでしょ」とかいうときに「シュマルン!」を使います。でも多分南ドイツとかオーストリアでのコトバだと思う。
このメニューの名前の由来についてはいろいろ説がありますが、とりあえずこの皇帝は、オールトリアのフランツ・ヨーゼフ1世のことです。彼がすごく好んで食べたという。